ヒアルロン酸による隆鼻術

手軽に、今日から、
即キレイ！
すっきりした鼻すじが
今すぐ欲しいなら

こんなお悩みをお持ちの方に
おすすめ

「いかにもやりました」って感じは困りますけど、もう少し高さが欲しい
手術は怖いし、ダウンタイムもとれない。でも低い鼻は嫌なんです
そんなに高くなくてもいい。すっきり洗練された、きれいな鼻すじになりたい
このワシ鼻のでっぱりが、少しでも低く見えれば・・・
鼻が平坦で子供っぽくみえる顔だから、もっと大人っぽく見せたい
2週間後に同窓会なんですが、その時に華やいだ印象がほしい

「え？わたしのこと？」ってドキッとしたあなたには、
ヒアルロン酸の注射によって鼻すじをすっきり通す方法をご紹介します。

ヒアルロン酸による隆鼻術とは

今さらご説明はいらないかもしれませんが、ヒアルロン酸はもともと体内に存在しており、アレルギーの心配がたいへん稀な物質です。
これを遺伝子工学という手法で清潔・安全・大量に作りだし、目的に応じて適度な固さや粘度をもたせた、ゼリー状の注入製剤があります。

このゼリー状のヒアルロン酸を、高さが欲しい部分の皮下に直接注射して、鼻を高くするという治療法が「ヒアルロン酸による隆鼻（りゅうび）術」です。
注射だけでその日から細い鼻すじが手に入る、手軽さと即効性がとても魅力です。

細い針をつかって皮下に注入されたヒアルロン酸は、半年から1～2年かけて、体内でゆっくりと分解されていきます。
隆鼻効果が少なくなれば、また注射で足していくことができます。

自然に分解されていくので半永久的な治療ではありませんが、大がかりな手術のようなダウンタイムはいりません。
本当にその日から、すっきりと通った鼻すじが得られますよ。

皮膚が厚くて土台のぐらぐらしている鼻先部分を持ち上げるのは苦手ですが、土台がしっかりした眉間から鼻すじ（鼻背、びはい）部分にかけては、ヒアルロン酸でちゃんと高くなります。

またヒアルロン酸は隆鼻だけでなく、お鼻の形の微調整にも役立ちます。
たとえば軽いワシ鼻に上手にHAを注入すればワシ鼻のでっぱり部分を少し目立たなくさせることができます。
「どうやって？」と気になったら、軽度のワシ鼻の治療もご覧くださいね。

注射で皮下に入れるので、内出血のリスクがゼロではないのですが、せいぜい5㎜角の小さな紫の内出血は2週間程度で消えていきます。
腫れはほとんどありませんから、内緒で、鼻すじにちょっとした華やかさが欲しいあなたにおすすめです。

ところでヒアルロン酸は固形ではなくて「ゼリー状」ですから、「しっかりとした高さの鼻すじを作ろう」として無理に大量に注入しても、徐々に横に広がってしまい、太くて低い残念な鼻すじになってしまいます。

もしあなたが「シャープで、しっかりとした高い鼻」という大きな変化を半永久的に欲しいとお考えならば、ヒアルロン酸の隆鼻では無理です。
それはプロテーゼによる隆鼻術の役割です。

しかし「高さはほどほどだけれど、細くエレガントな鼻すじを作る」というのがヒアルロン酸による隆鼻の得意技です。
すっきりと洗練されたきれいな鼻すじを、あなたが人知れず楽しみたいならば、「ヒアルロン酸注入による隆鼻」はとても向いています。

鼻すじにすっきりしたメリハリが出ると、表情が明るく見えてお顔全体がとても華やいだ印象になります。自信もわいてきます。

「私、鼻すじが無いんです・・・」と自信なさげだった方が、ヒアルロン酸注射の直後に鏡を見るなり「わぁぁぁ！鼻がある！」と目を輝かせることは実際とても多いのです。

あなたもヒアルロン酸隆鼻を試してみたいと思ったら、お気軽にカウンセリングに来てください。

所要時間＆施術時間についての注意事項

施術名: ヒアルロン酸による隆鼻術
施術回数: 1回の施術
術後の通院: ・特に変わったことがなければ、定期受診はありません
・アレルギー反応や感染症（下記参照）を疑う症状が出現した場合は、速やかなご連絡と受診をお願い致します
治療効果の持続見込み: 製剤によりますが半年～2年かけて、ゆっくりと吸収・消失されていきます
（選択された製剤の性質や注入量によります。個人差もあります）
麻酔: ・冷却のみで対応できる程度のお痛みです
・待ち時間に余裕のある方は、ご希望によりクリーム麻酔やテープ麻酔を併用することができます（有料）
施術中の痛み: ・冷却して行いますが、チクチクとした軽い痛みを感じることもあります
・多くのヒアルロン酸製剤には局所麻酔剤が、あらかじめ含有されています
創部: ・感染リスクを減らすために、施術後3～5時間は、針孔周囲を触らない・針孔周囲をぬらさない・針孔周囲のメイクを避けるといった注意事項を守って下さい
・体質によって数日間、針孔にやや赤みが残ります。赤みはメイクでほぼ隠せます
内出血: ・内出血は、2週間程度かけて徐々に薄くなっていきます。（個⼈差あり）
・血圧の高い方・男性・高齢の方は、内出血が強いことがあります。
・内出血リスクをゼロにすることはできません。2週間以内に、撮影などのご予定がある時は施術を控えて下さい
腫れ: むくみ程度の軽い腫れが、数日認められることがあります　（個人差あり）
安静・洗顔・メイク: 感染リスクを減らすために、施術後3～5時間は、針孔周囲を触らない・針孔周囲をぬらさない・針孔周囲のメイクを避けるといった注意事項を守って下さい
シャワー・入浴: ・3～5時間後から、シャワー浴が可能です
・できれば入浴は翌日からにしてください　（長時間または高温度の入浴は不可）
飲酒・運動: 針孔周囲の内出血を大きくしないために、当日の飲酒や運動は避けて下さい
合併症・副作用などのリスク（一般的なリスク）: ・注入したヒアルロン酸の高さの過不足・わずかな偏位・側方への移動など
・高さの不足については、注入量を増やして下さい。ただし過度の注入量や頻繁な注入は、不自然な形状を生みますので、お控え下さい
・内出血・血腫、腫れ・むくみ、疼痛・圧痛、異和感、しこり、感染症、アレルギー反応、などのリスクが考えられます
・非常にまれな合併症（血管塞栓による視力低下・失明・皮膚壊死など）に関しては、カウンセリング時にご説明します
その他の注意事項: ・ヒアルロン酸注入部位に強い外力を加えないで下さい
・ヒアルロン酸はたいへん安全性の高い物質ですが、人体にとっては異物です。
このため吸収・消失されるまでは、注入してから何か月後であっても、アレルギー反応や感染症がおこる可能性をゼロにはできません。
ヒアルロン酸注入部位に、赤み・熱感・長引くむくみや異和感・腫れ・疼痛などのあやしい症状が出現しましたら、速やかにご連絡と受診をお願い致します。
また抗アレルギー剤や抗生剤で対応不可能な場合は、ご本人様の意向に沿えなくてもヒアルロン酸分解酵素による処置や圧排処置が必要となりますので、あらかじめご了承下さい
・ヒアルロン酸分解酵素そのもので、重篤なアレルギーが起こるリスクがございます
・糖尿病治療中の方は感染リスクが高くなるため、この施術はできるだけお控え下さい
・血圧の高い方・男性・高齢の方は、内出血が強いことがあります
・治療中の疾患（※）がある方は、施術前に、主治医の許可が必要です
※心肺疾患・肝疾患・腎疾患・脳梗塞・高血圧・高脂血症・喘息・糖尿病・月経困難症・心療内科・その他の疾患
完成: ・施術当日から「仕上がりの形状」です。
・むくみ程度の軽い腫れが、数日認められることがあります　（個人差あり）。むくみが消失するまでは、鼻の高さが「仕上がりの形状」よりもやや高く見えることがあります
・製剤の種類や注入量によりますが、半年～2年かけてゆっくりと吸収されます

よくある質問

ヒアルロン酸隆鼻だと、ダウンタイムはゼロですか？

細い針ですが、注射で皮下に入れていきますので、内出血のリスクはあります。
内出血をゼロにするお約束はできないので、ダウンタイムがゼロとは言い切れません。

内出血の跡（紫斑、しはん）は小さいので、注入の数時間後からコンシーラーでごまかせます。
（施術直後は、感染予防のために、すぐコンシーラーを塗らないで下さい）

1週間たつと黄緑色になってお化粧でさらに隠しやすいですし、ノーメイクでも約2週間で消えますので、内出血をあまり気にされない方もいらっしゃいます。
しかし、何かイベントの予定があるならば、できれば2週間前に注入を済ませてください。

腫れに関しては、ほとんど気になるほどではありませんので、お友達や同僚に内緒でヒアルロン酸隆鼻を楽しむ方は多いですよ。
もしヒアルロン酸隆鼻で太い鼻になったら、分解する薬で元に戻せますか？

当院のヒアルロン酸隆鼻は、施術中に何度もあなたのご希望を確認しながら行いますので、そもそも太い鼻になるご心配はいりません。
もちろん「ヒアルロニダーゼ（ヒアルロン酸分解酵素）」でヒアルロン酸を溶かせば、太い鼻ではなくなります。

しかし数年にお一人くらいですが、形が気に入らないのではなく、何か個人的にやむを得ないご事情ができてどうしてもヒアルロン酸を溶かさなければならないと考える方がいらっしゃいます。

こういう場合は、注入したヒアルロン酸を「ヒアルロニダーゼ（ヒアルロン酸分解酵素）」で分解します。隆鼻に使ったくらいの量のヒアルロン酸であれば、1～2日で分解されます。

副作用としては、「ヒアルロニダーゼ（ヒアルロン酸分解酵素）」そのものに対する、アレルギー反応の問題があります。
発生頻度としては稀なのですが、体質によっては重篤な反応になることもあるので、要注意です。
ヒアルロン酸で鼻を高くするくらいなら、どこでやっても同じ結果でしょう？

ヒアルロン酸をつかった隆鼻は、今ではごく一般的な施術になりました。
そのために｢鼻の大きな手術を受けるなら、その時はドクターをしっかり選びたい。
でもヒアルロン酸の隆鼻くらいなら、誰がやっても同じはずだから、安さが一番の決め手｣と考えてしまう方も増えているようです。

しかし｢ヒアルロン酸くらいなら、どこで受けても同じ｣ではありません。
たとえばまったく同じ食材をつかったとしても、小学生が作ったオムレツと、フレンチのシェフが作ったオムレツはぜんぜん別物ですよね。

同じヒアルロン酸をつかった「手軽な隆鼻」であっても、むしろシンプルに思える施術だからこそ、医師の技量の差が歴然と現れます。

手軽なヒアルロン酸による隆鼻だからこそ、繊細な技法にもリスクにも十分詳しい信頼できる医師をお選びください。
ヒアルロン酸隆鼻の合併症とは、どのようなものですか？

ヒアルロン酸注入の合併症には、内出血・感染症・しこり・アレルギー反応・皮膚潰瘍・皮膚壊死・視力低下・失明などがあります。

軽度の内出血は比較的頻度の多い合併症ですが、2週間程度で必ず消えていきますし、後遺症もありません。
申し訳ないのですが、消えるまではお化粧でごまかしてください。

感染症・しこり・アレルギー反応はかなり稀な合併症といえますが、これらも適切に対処すれば、問題は少ないです。
もし気づいたら、早めにご連絡ください。

しかしゼロに近いほどの極めて稀な合併症ですが、ヒアルロン酸が鼻の血管に入ったり、眉間近くで血管を圧迫すると、重篤な症状がおこる可能性があります。
個人的には幸いこれまで、重篤な合併症には一度も当たらなかったのですが、「仮に起きても、速やかに最善の処置をするぞ」という気持ちを常に忘れず、慎重に施術を行っています。
どうしてヒアルロン酸の注入後、すぐにお化粧してはいけないのですか？

感染予防のためです。注入後にすぐメイクをしたからと言って、絶対に感染症が起きるというわけではないのですが、念のためです。

普段お使いのパウダーファンデーションやコンシーラーの表面には、少量の菌（あなたの皮膚の常在菌で、普段は無害です）が住んでいます。
注射の小さい針穴から、この常在菌がお化粧品と共にたくさん皮下に入ると困りますので、3～5時間程度は針穴部分へのメイクは控えてください。

数日たってから、もし注入部位が赤くはれたり痛みを持つようならば、すぐにご連絡と受診予約をお願いします。
ヒアルロン酸を分解する薬（ヒアルロニダーゼ、ヒアルロン酸分解酵素）と抗生剤で、治療させていただきます。
ヒアルロン酸のアレルギー反応はゼロではないのですか？

確率としてはたいへん稀ですが、アレルギーのリスクがゼロとは断言できません。

私自身15年以上の注入歴の中で、4例のアレルギー反応を治療した経験があります。
この4例はいずれも鼻以外の部位だったのですが、鼻だから起こらなかったわけではありません。

ヒアルロン酸そのものはもともと体の中にある成分ですし、遺伝子工学で作ったばかりのヒアルロン酸は天然のものとほぼ同じと考えて下さい。
しかしヒアルロン酸を「ゼリー状の製剤」にする際に使ったごく少量のお薬に反応するためか、アレルギー反応が出るようです。

注入したその日に出るのではなく、数か月後たってから徐々に赤くはれてくることもあります。
「おかしいな」と感じることがあれば、すぐにご連絡と受診予約をお願いします。

ヒアルロン酸を分解する薬（ヒアルロニダーゼ、ヒアルロン酸分解酵素）で溶かしたり、抗アレルギー剤で治療させていただきます。