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《埋没式重瞼術》

【解剖】
・内眼角部から約5-7㎜の位置に瞼板の内側縁がありそれより内側には瞼板は存在しない
・瞼縁から5-8㎜ぐらいまでが無理のない重瞼幅設定で、10㎜を超えるような設定は、短期間で後戻りしやすくなるので、あまり推奨されない
【術前診察時の確認事項】
・患者様が希望する重瞼の形を聞く前に、患者様に鏡を持たせ、眉毛の位置の違い、開瞼時の眉毛の挙上癖の程度、左右の瞼裂高の違いの有無、顔面の曲がり(歪み)の程度などを確認していただく
※この作業は、術後の重瞼の左右差が、顔全体から見るとバランスが取れていればよいことを認識してもらうため
【手術適応】
・ブジーでシミュレーションをする際に、ブジーを外したあとも重瞼が保持されるようなまぶたと幅が望ましい
※そのような望ましいまぶたあるいは幅でないケースでは、長持ちしない可能性が高いことをしっかりとインフォームドコンセントしておく
【シミュレーション】
・患者様が仕上がりの重瞼線を気にして鏡に映った像を注視しようとするため、患者が過開瞼、眉毛挙上、しかめ面などの表情をとり正確なシミュレーションができないことがある
➝患者様には、遠くの景色を見るような感じで鏡を見てもらい、しっかりとリラックスしてもらうよう促す
・開瞼時、眉毛の挙上癖のある患者には、閉瞼時の眉毛の位置を保つよう術者が指で眉毛の上の額を軽く押さえながら、器具をあてたまま開瞼させ、希望の重瞼を探す
【マーキング】
・内側部分の自然な二重のラインを作成するためには、内眼角部より10mm程度は離れた点を内側の端とする方がよい
●術中のポイント
・横縫い;眼輪筋表層と真皮の境界をジグザグに拾いながら縫う
→皮下で眼輪筋を大きく拾うのみでは皮膚そのものをデザイン通りに奥に引き込めないだけでなく、やはり早期の重瞼線の緩み・消失の原因にもなる
・結紮;最後の結紮は適度な緩みをもたせることが重要
→きつすぎれば瞼板がひずんでしまい術後に異物感、角膜障害の原因となることがある
・瞼板のたわみ・変形は、角結膜損傷の一因となり、また横方向にたわむと上眼瞼が腫れて見えやすい
・眼瞼下垂の傾向がある場合は、結紮のテンションを少し緩くする
●起座位でのチェックするポイント
・麻酔の腫れの影響があることは考慮したうえで、十分に開瞼できているか
・結紮によって挙筋機能が障害されていないか
・修正を要するような左右差がないかどうか
・軽微な左右差があり、片側だけを広くする場合は、頭側の眼輪筋と皮下組織を拾うようにして掛け直すことで、切開位置を変えることなく幅を広げることができる
・1mm以上広げようとする場合は、切開位置を変えて掛け直す必要がある
【合併症】
・眼瞼下垂に関しては、粘膜側の刺入点が瞼板上縁から頭側に遠く離れてしまうと、糸が眼瞼挙筋の動きを妨げて、眼瞼下垂が生じる可能性がある
【抜糸のポイント】
・抜糸時の瘢痕で予定外重瞼線を生じるリスクがあるため、抜糸操作は愛護的に行う必要がある
・臥位になると皮膚のマーキングが頭側に上がることが多いので、切開した直下ではなく少し睫毛側を探すと見つかりやすい