東京ベレッザクリニック、ベレッザクリニック東京ベレッザクリニック、ベレッザクリニック

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よくある質問

FAQ

お問い合わせの多かったご質問について、
Q&A形式でまとめました。

さらに詳しい情報をお知りになりたい方は、ご予約(電話またはWEB)の際にお問い合わせいただくか、カウンセリングの際に専門医にお気軽におたずねください。

1.初診のお申し込みについて

  • :1-1 美容外科の無料カウンセリングとは?
    美容外科に関する無料カウンセリングでは、どういう事をするのですか?

    あなたのお悩みや、こうなればいいなというご要望をお伺いします。そして、そのお悩みをできるだけ解決したり、ご希望を可能な限りかなえるには、どんな施術がふさわしいかをご一緒に考えます。

    無料カウンセリングでは、施術のメリットについてご説明するだけではなく、ダウンタイム(腫れ・内出血・痛みの程度やその期間)や合併症・副作用・リスクなどのデメリットについても、しっかりと分かりやすくご説明いたします。

    もちろん無料カウンセリングを受けたからといって、あなたが希望していない施術を無理強いするようなことは一切ありません。また医学的知識についての予習もまったく要りませんので、ご心配なさらないで、お気軽にご相談ください。

  • :1-2 健康保険治療のカウンセリングも無料ですか?
    健康保険がつかえる疾患(眼瞼下垂症)について、受診したいと思います。この場合のカウンセリングも、無料になりますか?

    自由診療((全額自費での治療))の美容医療とは違いますので、無料カウンセリングの対象ではありません。
    健康保険の対象となる疾患の場合は、公的に定められた額の「初診料」がかかります。
    手術適応の有無にかかわらず、一般病院・診療所を受診するときと同じように「初診料」がかかりますので、公的医療保険(健康保険、国民健康保険、後期高齢者医療制度)の健康保険証を必ずお持ちください。

  • :1-3 カウンセリングや施術は予約が必要ですか?
    カウンセリングや施術は、すべて予約が必要ですか?飛び込みでは駄目ですか?

    自由診療の美容外科も、保険診療の形成外科も、すべて完全予約制です。
    カウンセリングも、施術も、前もってご予約された方が優先となります。
    せっかく飛び込みで来ていただいても、お時間が取れないことが多いのであらかじめカウンセリング予約をお申し込みください。

  • :1-4 健康保険治療の初診も予約が必要ですか?
    健康保険の疾患(病気)ならば、飛び込み受診でも構いませんか?

    たとえば腋臭(わきが)や眼瞼下垂症(がんけんかすいしょう)といった保険診療も、すべて予約制になっております。あらかじめカウンセリング予約をお取りください。

    カウンセリングの際には「健康保険証」をご持参ください。
    また内服中のお薬の「お薬手帳」や受診中の病院の「診察券」などが有れば、お忘れなくご持参ください。

  • :1-5 予約のキャンセルは連絡した方が良いですか?
    カウンセリング予約(または施術の予約)を取っていたのに、当日になって急な用事が出来てしまい、そちらに行けなくなりました。
    当日キャンセルをする電話はかけづらいのですが、連絡を入れた方が良いでしょうか?

    やむを得ないご事情で当日キャンセルなさる場合も、ぜひお知らせください。
    お電話の際に、カウンセリング(または施術)の予約日を取り直すこともできます。
    無断キャンセルはなさらず、ぜひご連絡ください。

  • :1-6 付き添い同席で、カウンセリングできますか?
    美容外科にとても興味があるのですが、一度も行ったことがありません。
    ちょっと敷居が高いので、付き添いの友達を連れてカウンセリングに行っても大丈夫ですか?

    あなたがお一人でいらっしゃっても無理に手術をお勧めしたりしませんが、一人での受診がちょっと心配という方は、お付き添いのご友人のご同席がもちろん可能です。
    カウンセリング予約の際にあらかじめお申し出ください。

    なお、ご友人に限らず、配偶者やご親族の方であっても、カウンセリングに同席される場合は身分証明書をご提示の上、「同席の同意書」をいただいております。あらかじめご了承ください。

  • :1-7 友人連れで行っても、相談は個別にできますか?
    カウンセリング予約を考えている友人がいるので、私も一緒に行きたいと思います。
    でも昔受けたことのある手術をその友人には内緒にしているので、カウンセリングを一緒に受けたくありません。別々にカウンセリングしてもらえますか。

    ご友人と一緒にご来院いただいても、カウンセリングを別々に受ける事はできます。

    ご友人がいては過去の手術歴や、受けたい手術に対する本音が言えずに、後日に一人でカウンセリングのやり直しに来る方もおられます。
    また、ご友人に聞かれたくない「既往歴・手術歴」などの質問をさせていただくもあります。

    クリニックに一緒に来ても、「カウンセリングは別々に」というのは、良い考えかもしれませんね。

  • :1-8 カウンセリングだけなら匿名でも構いませんか?
    カウンセリングだけならば、匿名やニックネームでも受診することはできますか。

    美容外科を受診することにたいへん不安を感じて、匿名や実際とは違った電話番号・メールアドレスでのカウンセリング予約を希望される方が、ごく稀におられます。
    しかし誤った情報で一旦カルテを作成してしまうと、カードの引き落としやローン審査で不都合が生じる、緊急のご連絡が取れない、などの困ったことが生じかねません。
    カルテは公的な書類ですから、流用されないようにきちんと管理しております。
    必ず正しい情報で、カウンセリング予約をお取りください。

  • :1-9 治療中の病気があっても、施術できますか?
    治療中の病気があっても、美容外科手術は受けられますか?

    治療中の疾患がある場合は、主治医の許可が必要になる事があります。
    あらかじめご了承ください。

    通院中(心肺疾患・肝疾患・腎疾患・脳梗塞・高血圧・高脂血症・糖尿病・喘息・月経困難症・心療内科など)の方は、お薬手帳(お薬の説明書)と診察券を、初診時に必ずお持ちください。
    ペースメーカー植え込み術をお受けになっている方は、ペースメーカー手帳もご持参ください。

  • :1-10 健康保険証を持って行った方が良いですか?
    自費診療の美容外科で受診する場合も、健康保険証を持って行った方が良いのはなぜですか?

    美容外科はすべて自由診療で、健康保険は使えないのに、保険証を持参するのは不思議に思いますね。

    しかし自費負担の美容外科手術を受けるつもりで受診した方に、「実はそのお悩みは、程度の重い疾患(病気)が原因ですよ」と医師が診断する場合があるのです。

    たとえば「私は小学生のころから目が細くて悩んでいたので、ぱっちり二重になりたいんです」という方を診察すると、明らかに重度の眼瞼下垂症(がんけんかすいしょう)という疾患(病気)であったという場合などです。
    「これは、ただの一重まぶたではなくて、眼瞼下垂症という疾患(病気)ですよ。健康保険で、きちんと切る手術をすれば、まぶたの開き具合が改善しますよ」とお伝えしても、健康保険証を持っていなければ、その日に術前検査ができなくて困ります。

    このように、ご本人様が「疾患(病気)」だとまったく気づいていなくても、客観的に見て「疾患(病気)」と判断される場合があります。
    ですから美容外科で初診される場合でも、念のために「健康保険証」をご持参してほしいのです。
    もし内服中のお薬に関する「お薬手帳」や、受診中の病院の「診察券」などが有れば、ぜひご持参ください。

  • :1-11 しわ・たるみ相談はメイクしたままでいいですか?
    しわ・たるみのカウンセリングの際に、メイクしたままでは駄目ですか?

    しわ・たるみのカウンセリングだけであれば、メイクを落とす必要はございません。

    しかし、診察のために医師がお顔を触らせていただく際に、メイクがとれたり薄くなることがございます。

    しわ・たるみに限らず、鼻や唇の手術でもそうなのですが、美容外科の最も正確なシミュレーションは、実際にあなたのお顔を触らせていただくことです。
    皮膚の厚さ、引っ張ればどのくらい皮膚が伸びるか、皮下の癒着(ゆちゃく)などで動きづらい部分はないか、等の状態を把握するために、触診は欠かせません。

    カウンセリング前にメイクを落とさなくても、触診後にメイク直しがしたくなるかもしれません。
    触診後のメイク直しができるように、ご愛用のお化粧品をぜひご持参ください。

  • :1-12 埋没法の相談ではアイプチを外すのですか?
    埋没法二重や切開法二重のカウンセリングの時に、アイプチをつけたままでは駄目ですか?

    埋没法に限らず二重まぶたのカウンセリングをご希望される方は、正確な診察のために、アイプチ類(のり・テープ・メザイクなど)を外してください。

    二重のカウンセリングでは、アイプチ類をきちんと外した状態で、ブジーという細い棒でまぶたを押さえてまぶたを開け閉めしながら細かくシミュレーションをします。

    まぶたは平面(2次元)ではなく、立体構造(3次元)です。
    皮膚の厚さや脂肪の厚さといった基本的な情報だけでなく、まぶたが動くときにどこで折れ曲がり易いか、その時に眉毛はどう動くかなどの重要な情報は、3次元できちんと見せていただかないと本当のことは分かりません。

    アイプチ類をつけたままで写真を撮って、取り込んだ2次元の写真をパソコンで加工しても、手術前のシミュレーションとしては限界がありすぎます。

    またアイプチ類を外すことで、まぶたの皮膚炎の有無などもチェックすることができます。

    あなたに似合った二重をご一緒にしっかり考えるために、ぜひアイプチ類を外せるご準備をして、カウンセリングを受けてください。

    ところで二重以外の目もとの手術では、必ずしもアイプチ類(のり・テープ・メザイクなど)を外す必要はありません。
    しかし仕上がりイメージに近いシミュレーションを触診で行うために、メイクを一部落としていただくことがあります。
    また医師が触診させていただく際に、メイクがとれたり薄くなることもあります。

    触診後のメイク直しができるように、ご愛用のお化粧品をぜひご持参ください。

  • :1-13 電話でのカウンセリング予約の取り方は?
    電話での予約の取り方を教えて下さい。

    営業時間内(11:00~20:00、月曜・木曜は休診日)に、TEL 03-6258-0028 にお問い合わせをお願いいたします。

  • :1-14 WEBでのカウンセリング予約の取り方は?
    WEBでの予約の取り方を教えて下さい。

    InstagramのDM(ダイレクトメール)から、ご予約をお受けいたしております。

2.未成年者の受診について

  • :2-1 保護者承諾書は手書きでも構いませんか?
    未成年の子供が、一人でカウンセリングだけを受けに行く予定です。
    保護者(親権者)の承諾書のダウンロードができない場合、すべて手書きした承諾書でも構いませんか?承諾書の書き方を教えてください。

    親権者の施術等承諾書につきましては、手書きの書類でも結構です。

    このホームページの冒頭部分(ヘッダー)と終わりの部分(フッター)に親権者同意書というボタンがございますので、ここをクリックしてください。

    表示される「親権者同意書」の記載事項と、同じ内容の文書であれば手書きでも問題はございません。

  • :2-2 カウンセリングだけなら親に内緒でいいですか?
    未成年者ですが、カウンセリングだけなら、親に内緒で受診しても構いませんか?

    未成年の方については、保護者(親権者)の方からご承諾をいただかなければ、残念ながらカウンセリングも施術もお引き受けできません。
    初診時や初回施術時に、保護者(親権者)の方の同席(または「親権者の施術等承諾書」のご提示)が必要となります。

    (承諾書に記載された保護者のお電話番号に、確認のお電話をさせていただく事があります。あらかじめご了承ください)

  • :2-3 違う手術を受けるなら、また親の承諾書が必要?
    以前に、ここで二重の手術をしたことがある高校生です。
    別の部位の手術も考えていますが、もう一度保護者の許可が要りますか?

    未成年者が新たに施術内容を追加なさる場合には、初回手術のときと同様に、保護者(親権者)の同意が要ります。
    カウンセリングや施術の際に、保護者(親権者)の方の同席(あるいは「親権者の施術等承諾書」のご提示)が必要です。

    (承諾書に記載された保護者のお電話番号に、確認のお電話をさせていただく事があります。あらかじめご了承ください)

  • :2-4 子供でも眼瞼下垂症の手術をしてもらえますか?
    子供でも、健康保険での眼瞼下垂症の手術をしてもらえますか?

    当院では、眼瞼下垂症手術を局所麻酔のみで行っております。

    また術中に起坐位(座った姿勢)となって、まぶたの開き具体の確認もいたします。
    このため小学生の手術や、中学生以上でも「局所麻酔だけでは怖くて心配」と考える方はお引き受けしておりません。

    また子供の眼瞼下垂症手術は、筋膜移植術などの術式で行うこともしばしばあるため、ぜひ入院設備もある大きな病院でご相談ください。

3.自由診療(自費での治療)と保険診療の違いについて

  • :3-1 保険適応外の「自由診療」とは何ですか?
    自由診療とは何ですか?

    美容外科や美容皮膚科のように「より美しくなること」を目的とした施術は、自由診療といって、全額自費での治療となります。
    公的医療保険(健康保険、国民健康保険、後期高齢者医療制度)は使えません。

  • :3-2 美容外科に健康保険は使えますか?
    美容外科の施術に、健康保険はききますか?

    美容外科の手術は、健康保険の適用にはなりません。
    公的医療保険(健康保険、国民健康保険、後期高齢者医療制度)は、「疾患(病気やケガなど)の治療」に対して適用されるものです。
    より美しくなるための施術は、「疾患の治療」ではないので、すべて自由診療(全額自費での治療)です。

  • :3-3 よその美容手術の修正に健康保険は使えますか?
    他のクリニックで受けた美容整形のやり直しには、健康保険を使うことはできますか?

    他のクリニックでお受けになった美容外科手術の結果が悪くても、その修正術に、健康保険は使えません。自由診療(全額自費での治療)となります。

  • :3-4 健康保険がきく治療とはどんな治療ですか?
    健康保険がきく治療とは、どんな治療ですか?

    健康保険とは、「疾患(病気やケガなど)」の治療に対して適用されるものです。

    眼瞼下垂(がんけんかすい)・腋臭症(わきが)・瘢痕拘縮(高度のひきつり)・陥没乳頭(かんぼつにゅうとう)・皮膚腫瘍・皮下腫瘍などの「疾患」は、その重症度によっては、健康保険の適用で手術が受けられます。

    しかし保険診療の適応については、一定の要件を満たす必要があります。

    「健康保険の適用となるか、ならないのか」という判断につきましては、実際に状態を診察した上での判断が必要となります。

  • :3-5 わきがを電話かメールで診察できますか?
    腋臭(わきが)があって、夏はいつもすごく困っています。
    家が遠いので、保険で手術できないなら、わざわざ受診したくないです。
    電話相談かメール相談でとりあえず診察はできませんか?

    残念ながら、お電話やメールだけで「保険適応があるかどうか」の診断はできません。

    ご本人様が症状にたいへんお困りであっても、保険適応で手術をしても良いと考えられる基準とは相違していることがしばしばございます。

    たいへん申し訳ありませんが、実際に受診して、詳しい診察や問診をさせてください。

  • :3-6 眼瞼下垂症のLINE診察はできますか?
    病院で診断されたわけではないのですが、たぶんTVで知った眼瞼下垂症だと思います。
    遠くに住んでいるので、LINEカウンセリングなどで診察してもらえませんか。

    健康保険適用のある疾患(病気)なのかどうかの診断につきましては、実際に状態を拝見した上での、医師の判断が必要となります。

    このため遠方の方であっても、お電話やお写真やSNSを介したご相談だけでお答えすることはできません。なにとぞご了承ください。

4.美容外科の施術について

  • :4-1 顔の手術前には、洗顔しないといけませんか?
    顔の手術の場合には、メイクを全部落とさないといけませんか?

    メイクをどこまで落としていただく必要があるかは、施術内容にもよります。

    ヒアルロン酸注入やボツリヌストキシン注射のような、部分的な施術であれば、注射する部位とその周囲だけメイクを落としていただきます。
    なお感染予防のために、針を刺した部位は約3時間ほど触らないでいてほしいため、その部分のメイク直しがすぐにはできません。

    切開を伴うような手術の場合は、清潔な手術を行なうために、基本的にお顔全体のメイクを落とし、洗顔ていただく必要があります。
    術後は、手術した部位(圧迫固定されている部分を含む)以外は、軽くメイク直しができます。

  • :4-2 施術前や診察日の写真撮影は必要ですか?
    施術前後や定期受診日に写真撮影をするのはなぜですか?
    写真を撮られたくないので、拒否できますか?

    この写真は、カルテという公文書の一部になります。施術前後や定期受診日に写真撮影の拒否をなさることはできませんので、あらかじめご了承ください。

    形成外科や美容外科などにおける写真撮影は、たとえば内科でとるレントゲン写真や心電図のように、診察や記録に欠かせないものです。

    手術の前後やその経過の状態を正確に把握し、カルテにきちんと保存するために、写真を撮影いたします。写真掲載モニター契約をされた方以外のお写真を、他の患者様にお見せすることは絶対にございません。ご安心ください。

    なお合併症・副反応などのリスクが生じた際に、「こんな状態は撮られたくない」と撮影拒否される方が稀におられます。
    逆にそういう状態の時こそ、写真による記録は大切なので、必ず撮影をさせていただきます。
    あらかじめご了承ください。

  • :4-3 カウンセリングと施術は同じ医師ですか?
    施術をするのは経験豊富なドクターですか?
    カウンセリングをしてくれたドクターと同じ人が、施術も担当するのですか?

    形成外科と美容外科の修業を十分に積んだ医師が、あなたの手術を担当いたします。

    「同じドクターの出勤日以外でも仕方ないので、自分の日程の都合を優先したい」という特別なお申し出がない限り、カウンセリングを担当した医師が責任をもって施術も行います。

  • :4-4 ヒアルロン酸はどこでやっても同じですか?
    「ヒアルロン酸注入くらいならどこでやっても同じだから、安いところでやればいい」
    という意見がありますが、本当ですか?

    ヒアルロン酸注入は、いわゆる「プチ整形」と呼ぶ人もいて、たいへんポピュラーな手術になりました。
    それだけに安易に考える方もおられて、
    「目や鼻の手術ならばドクターを選びたいけれど、ヒアルロン酸なら誰がやっても同じはずだから、安さが一番の決め手」という意見もたまに耳にします。
    しかし、これは上手なヒアルロン酸注入を受けたことがない方の、残念な感想です。

    毎日同じような工夫のない施術ばかり、マニュアル通りに延々「作業」してきただけの残念なドクターしかいないと仮定すれば、「どこでやっても同じ」なのかもしれません。
    マニュアル通りの手術をいくらたくさんこなしても、技術やセンスは伸びません。
    同じ料理ばかりマニュアル通りに延々作り続けても、良いシェフにはなりませんよね。

    しかし、ヒアルロン酸注入とはそんなに底が浅い施術ではありません。

    たとえば同じ食材をつかったとしても、小学生が作るプレーン・オムレツやコンソメと一流ホテルのシェフが作るそれらは、ぜんぜん別物です。
    同じヒアルロン酸をつかったしわの治療でも、技術力の差は歴然と存在します。
    一見シンプルに思える施術ほど、奥が深いことを、ぜひお感じになってください。

  • :4-5 はやりだした術式で手術してもらえますか?
    流行しはじめた術式にはいつも興味があります。やりたいとお願いすれば、どんな術式でもやってもらえるのですか?

    東京BELLEZZA(ベレッザ)クリニックは「現在のあなた」を大切に考えるだけではなく、「10年先、20年先のあなた」の長期的な安心もよく考えて、定評のある安全な術式を選択します。

    過去に大流行した施術が、5年もたつと欠点や後遺症がどんどん表面化してきて、たくさんの患者様を困らせているという例は、あなたが想像している以上に多いのです。
    経験の豊富な美容外科医はどなたも、こういった過去の実例と照らし合わせて考えて、怪しげな術式を敬遠します。それが経験の値打ちです。

    また今はやりの術式が、実は大昔に一度はやった後に廃れた(すたれた)術式の「再流行」であるという例も少なくありません。
    ある術式が廃れるには、それなりの理由があったからです。
    欠点が克服されたので再流行するならば構わないのですが、ほぼ当時のままで行われているならば大問題です。
    そういった知識もちゃんと持っていて、怪しげな術式を避けることができてこそ、経験豊富な医師と言えます。

    たとえ現時点ではやっていても、これは怪しいなと推定されるような施術は、当院ではおすすめいたしません。
    あなたが「流行している術式なので、私もやりたい」と考えても、敢えておすすめしない事が時には大切だと考えております。
    おすすめしない場合には、その理由をきちんとご説明しますので、ぜひお尋ねください。

  • :4-6 内出血のリスクをゼロにできますか?
    内出血はどんな時におきますか?
    内出血の可能性をゼロにしてほしいのですが、できますか?

    残念ながら、内出血が起こる可能性をゼロにすることは、不可能です。

    局所麻酔の際の内出血や手術に伴う内出血だけではなく、ヒアルロン酸注入やボトックス注入でも内出血のリスクはあります。
    また点滴・静脈注射・筋肉注射・術前検査の採血などでも、内出血のリスクはあります。

    患者様にとってはお辛いことであると重々承知していますが、どんなに注意深く施術や処置を行っていても、内出血のリスクをゼロにすることはできません。
    あらかじめご了承ください。

    内出血は約2週間かかって、ゆっくりと引いていきます。
    その間はコンシーラーなどを使って隠してください。

    お仕事などの都合で内出血が出るとたいへん困る方は、施術・処置・検査の時期を延期することもお考えください。

5.術前検査や麻酔について

  • :5-1 施術の麻酔はどのようにするのですか?
    私は痛みに弱いタイプです。施術の際には、どういった麻酔をするのでしょうか?

    施術内容によって用いる麻酔は異なりますが、術中の痛みを和らげるために、必要に応じて冷却やいろいろな麻酔(クリーム麻酔・表面麻酔・局所麻酔・ブロック麻酔など)を組み合わせております。またお痛みに配慮して、できるだけ細い針を用いています。

    たとえば、このように麻酔を使い分けます。

    ・埋没法や眼瞼下垂症といった目もとの手術では、表面麻酔点眼剤を併用しつつ、極細の針での局所麻酔を行います。中学生から80代の方まで、特に問題なく手術ができておりますので、ご心配なさらないでください。

    ・糸を用いたリフトアップの手術では、局所麻酔やブロック麻酔の注入を行います。

    ・施術部位が麻酔薬であらかじめ膨らんでしまうと困る繊細な施術(ヒアルロン酸注入など)
    では、注射ではなく、麻酔入りクリーム・麻酔入りテープ・冷却などを使うこともあります。
    最近のヒアルロン酸は、ヒアルロン酸そのものに麻酔薬が含有されているので、術後のお痛みはご心配いりません。

    ・フルフェイス&ネックリフト・脂肪吸引・豊胸術といった広範囲の手術や長時間の手術の場合、局所麻酔と静脈麻酔を併用いたします。

    ・もし全身麻酔が必要で、他院から専門の麻酔科医をお呼びする場合のみ、別途10万円(税別)をご負担いただきます。
    全身麻酔以外では、麻酔費用は「手術費用」の中に含まれております。

    なお、局所麻酔を行った部位や静脈麻酔の点滴部位に内出血が起こる可能性があります。
    約2週間で薄くなって消えていきますが、内出血のリスクをゼロにすることはできません。
    あらかじめご了承ください。

  • :5-2 美容外科の手術も術前検査が必要ですか?
    美容外科の手術でも、術前検査が必要ですか?

    手術の内容によります。いわゆるプチ整形(まぶたの埋没法手術・ヒアルロン酸注入・ボツリヌストキシン注入)・シミ取り・ほくろ取り・ピアス施術といった、ごく簡単な手術であれば術前検査は必要ありません。しかし、もう少し大がかりな美容外科手術では、安全に手術を行うために術前検査が必要です。

  • :5-3 美容外科の術前検査に健康保険は使えますか?
    美容外科の術前検査を受けるのに、健康保険が使えますか?

    健康保険は使えません。美容外科の手術に関しては、「健康保険が使えない自由診療(自費での治療)」のみとなります。このため術前検査に関しましても、健康保険は使えませんので、検査の実費をいただいております。必要となる検査項目は手術ごとに異なりますので、検査費用に関しては、カウンセリングの際にご説明いたします。

  • :5-4 術前検査を職場健診データで代用できますか?
    美容外科手術の術前検査を、職場健診などのデータで代用できませんか?

    残念ながら、ほとんど代用できません。美容外科手術に際して必要な検査項目は、職場健診の検査項目とは大きく異なりますので、代用できることは稀です。 安全に手術を行うために必要な検査ですので、なにとぞご了承ください。

6.施術後の注意事項について

  • :6-1 ケミカルピーリング後に気を付けることは?
    ケミカルピーリング施術を受けた後で、特に気を付けることはありますか?

    特に大切なことが、3点ございます。

    (1) ピーリング後1週間は、お肌を優しくデリケートに扱ってください。

    ケミカルピーリングはお肌に溜まった余計な角質を除去しますので、施術後のお肌は一時的に(2日~1週間)、普段よりすこしデリケートになります。

    特にピーリング後2~3日間は、メイクやメイク落としの際に、いつもより肌を優しく触れるように心がけてください。メイク落としは、ふき取るタイプよりも、洗うタイプのほうが好ましいです。

    サウナ・長時間の入浴・刺激の強い肌ケア(たとえば顔剃り、剥がすタイプのパック、スクラブ洗顔、ピーリング作用のある化粧品の使用など)は2~3週間お控えください。

    もしお肌に異常を感じた場合は、すぐに当院へご連絡ください。

    (2) ピーリング後1か月は、UVプロテクトをしっかり行ってください

    紫外線による光老化は、年々蓄積されてシミ・くすみの原因となります。
    また皮膚のみずみずしさや弾力を奪うことで、しわ・たるみ・肌荒れ・乾燥肌といった年齢肌の原因となります。

    紫外線の一部(紫外線A波、UVA)はガラス窓をすり抜けて肌に届きますから、ケミカルピーリングを受ける受けないにかかわらず、日常の紫外線カットは必須です。

    特にケミカルピーリングを受けた後の1か月は、UVケアを十分に行ってください。
    海・プール・長時間の散歩・屋外スポーツなどで強く日焼けすることは、1か月絶対に避けてください。

    (3) ピーリング後1か月は、保湿ケアをしっかり行ってください

    皮膚の表面を覆っていた余分な角質が落とされたことで、お肌はいつもより乾燥しやすい状態になっています。

    乾燥肌は小じわの原因となりますので、ケミカルピーリング後の1か月は、普段以上にしっかりと保湿を行ってください。

    なお余分な角質が落とされたことで、化粧水・乳液・クリームの有効成分が普段以上にしっかり奥へと浸透しやすくなっています。

    単に保湿に気を配るということ以上に、ご自身の肌の奥までご愛用の化粧水・乳液・クリームをプレゼントすることになりますから、きっとがんばり甲斐がありますよ。

  • :6-2 術後のダウンタイムとはどういう意味ですか?
    術後のダウンタイムって、どういう意味ですか?

    美容外科の施術の後は、「直ぐに完成形」になるわけではありません。

    施術の内容や、個人差による違いはありますが、「腫れ・内出血・痛みなど」が術後しばらく続き、お仕事や日常生活に何らかの支障が生じます。
    このお仕事や日常生活に支障がある期間を、「ダウンタイム」と呼んでいます。

    ダウンタイムの期間は、術後の「腫れ・内出血・痛みなど」の客観的な程度の違いだけで決まるのではありません。
    あなたのお仕事・周囲の方の理解・ご自身の性格傾向によっても、大きく変わります。

    たとえば同じ程度の腫れであっても、仕事中に伊達メガネをかけることができるお仕事の方、職場の方に手術することをオープンにしてきた方、腫れることは気にならない性格の方ですと、ダウンタイムを短く感じるようです。

    一方、もともと腫れが引きにくい体質の方、仕事中にメガネやマスクを使ってはいけない職場にいる方、周りの方がうるさく質問するような環境にいる方、普段から人目が気になるタイプの方ですと、ダウンタイムを長く感じるようです。

    ダウンタイムは、ご希望に沿った形に変わるために、また変身した自分に精神的にも慣れるために、どうしても必要な時間です。
    「あなたが変わるための変身タイム」なので、ゼロにはできないとお考えください。

  • :6-3 ダウンタイムをゼロにはできないのですか?
    職場では伊達メガネもマスクもノーメイクも禁止なので、ダウンタイムがあると、仕事に差しさわりがでます。何とか工夫して、ダウンタイムをゼロにはできないのですか?

    施術によって、ダウンタイム中の「腫れ・内出血・痛みなど」の程度は様々です。
    また個人差も大です。

    腫れやすい部位の手術をしても、稀に体質的に「他人から見てほとんど目立たない」ように見える方もおられますが、ダウンタイムが完全にゼロとは言えません。

    ダウンタイムは、あなたがご希望に沿った形に変身するために必要なお時間です。
    また施術によって印象が良い方向に変わっても、良い方向に変わったお顔に気持ちが慣れるまで、少々お時間がかかることがあります。
    ダウンタイムはどうしても必要な「変身タイム」なので、ゼロにはできないとお考えください。

    また施術の内容や、体質的な個人差もありますが、たいていの施術において「一番つらい」時期は、おおよそ2~3週間です。
    本当の意味で完成するには数か月かかる施術であっても、一番つらいのは長い人生の内の2週間です。
    しっかり計画を立てて、ご自分にとってベストの時期を選んで手術を受けて下さい。

  • :6-4 ダウンタイムを考慮して、計画するべきですか?
    ダウンタイムのことを考えて計画を立てるのは、面倒な気がします。
    思い切って、やりたい時にやってしまった方がいいという意見もありますが、どう思いますか?

    ダウンタイムについて計画を立てずに、思い切って手術するのはおすすめしません。

    特に大切なイベント(卒業式・入学式・就職・転職・同窓会・運転免許証やパスポートの更新など)がない時期でも、しっかりとダウンタイムを見込んだ手術の計画を立ててください。
    準備万端にしておいて困ることは、何もありませんから。

    施術の前についダウンタイムの事を忘れて、施術を受けてから悩む方はいらっしゃいます。
    ダウンタイムについては、施術をやってから悩むのではなく、やる前にしっかり計画を立てておきましょう。

    最適のタイミングを考える一つのきっかけとして、ダウンタイムを捉えてみてください。
    あなたにとってベストの時期はいつでしょうか?

  • :6-5 ダウンタイムに伴う休業補償はありますか?
    目や鼻の手術の後で、腫れや内出血が2週間も気になるのは困ります。
    もしバイトを休まないといけないくらい腫れたら、休業補償してもらえますか?

    美容外科の手術後のダウンタイムを、ゼロにすることは現実的にできませんので、休業補償はできません。想像していたよりも、ダウンタイムをつらいと感じる方はおられます。
    しっかり計画を立てて、ご自分にとってベストの時期を選んで手術を受けて下さい。

    施術の内容や、体質的な個人差もありますが、たいていの施術において「一番つらい時期」「気分まで落ち込む時期」は、おおよそ2週間です。
    本当の意味で完成するには数か月かかる施術であっても、周りの目が気になって一番つらいのは、内出血がほとんど目立たなくなるまでの約2週間です。

    この2週間をあなたの長い人生のいつに持っていくべきか、十分お考えになってください。
    中には2年がかり3年がかりで考えて、ご自身にとってベストなタイミングを選ぶ方もおられます。
    あなたにとってベストの時期はいつですか?

  • :6-6 術後の定期受診はどうしても必要ですか?
    抜糸のための術後診察は仕方ないと思えるのですが、術後1か月とか、術後半年とかの定期受診ってどうしても必要なんですか?できればパスしたいのですが?

    術後の定期受診に関しては、ご面倒かもしれませんが、なるべくきちんと受診してください。

    埋没法二重やヒアルロン酸注入のように、基本的には「困ったことがなければ、術後通院の必要がない」施術もあります。

    しかしほとんどの美容外科手術では、術後1か月・術後3か月・術後半年の定期受診が必要です。
    もし一般病院の形成外科で手術を受けた経験のある方ならば、「ああ、そうだった」と思い出されたかもしれませんね。

    術後1か月・術後3か月・術後半年というのは、術後の傷の変化(赤さ・硬さ・つっぱり感・軽度の鈍痛など)が切り替わって行くタイミングに相当します。
    また、何らかの合併症(血腫・遅延性アレルギー・肥厚性瘢痕など)の発見や治療に役立つ時期でもあります。

    美容外科も形成外科も、現代医学はまだ、定期検診を完全に必要としない手術を作ることができていません。定期的な傷のチェックは、あなたにとって非常に大切なのです。

    術後、何も困っていなくても、定期受診日にはぜひ会いに来てください。
    もし何か困ったことがあったら、自己判断で「次の受診日まで、もう少し様子を見よう」と考えたりしないで、できるかぎり早め早めにご連絡ください。

    東京BELLEZZA(ベレッザ)クリニックは、「きめ細かいアフターフォロー」を大切にしております。もしもお気になる点がございましたら、おひとりでお悩みにならずに、すぐに当院にご相談ください。

    非常に遠くにお引越しされた場合、ご家庭の事情でどうしても受診できない場合、お仕事の都合・学校の試験・受験などでお忙しい場合は、自己判断でパスされるのではなくぜひ私たちにご相談ください。
    もちろん術後半年検診をついうっかり忘れてしまったが、クリニックの近くに寄るので術後1年検診を受けておこうかなという方も歓迎いたします。

  • :6-7 合併症が起きた場合に治療費はかかりますか?
    もし手術の合併症が起きてしまった場合に、治療費はかかりますか?
    たとえば傷が膿んでしまって、再手術になった場合はどうなるのでしょうか?

    これは、自由診療の手術(たとえば全切開二重の手術)をなさったか、それとも健康保険適応の手術(たとえば眼瞼下垂症の手術)をなさったかで、お答えが変わってきます。

    (1)自由診療の場合
    全額自費での自由診療の場合、リスクが生じた場合の再手術などにかかる費用はほとんどかかりません。もしかかるとしても、処方薬などの実費程度とお考えください。

    (2)保険診療の場合
    公的医療保険(健康保険、国民健康保険、後期高齢者医療制度)の適応があって手術を行なった場合、合併症の治療であっても、かならず治療費がかかります。
    これは一般病院・診療所における合併症の治療と同様であって、無料とすることは公的に許されておりません。

    また(1)(2)いずれの場合にも交通費の支給や、休業補償はございませんので、あらかじめご了承ください。

7.お支払い方法・モニター割引について

  • :7-1 どこのクレジットカードが使えますか?
    お支払方法について教えてください。どこのクレジットカードが使えますか?

    自由診療においても、健康保険診療においても、クレジットカードでのお支払いが可能です。

    VISA、アメリカン・エキスプレス、DCカード、マスターカード、ダイナースカード、銀聯(ぎんれん)カード等、ほとんどのカードをお取り扱いしております。
    もしご心配な点がございましたら、ご予約の際にお問い合わせください。

  • :7-2 医療ローンの審査に必要なものは?
    医療ローンはありますか?ローンの審査に必要なものを教えてください。

    自由診療については、医療ローンのお取り扱いがございます。
    しかし健康保険診療でのローンの取り扱いはございません。

    ローン審査のためにご提示いただくものは、下記の身分証明書のいずれかです。

    ・運転免許証
    ・健康保険証
    ・パスポート
    ・在留カードまたは特別永住者証明書

    なお、住基カードやマイナンバーカード(個人番号カード)では、お申し込みができません。

    註1: 外国籍の方は、「永住の在留資格」を証明する身分証明書もご持参ください。
    註2: 印鑑をお持ちいただく必要はございません。

  • :7-3 未成年者は、保護者のカードで支払えますか?
    未成年者の場合、同席した保護者(親権者)のクレジットカードでお支払いできるのでしょうか。

    保護者名義のクレジットカードで、「未成年のお子様のお支払い」が可能です。
    ただしお支払い時に、保護者の同席が必要です。

    未成年のお子様がおひとりで受診し、保護者のクレジットカードだけをお持ちになっても、お支払いができません。あらかじめご了承ください。

  • :7-4 未成年者でも利用できる医療ローンは? 
    未成年者でも申し込める医療ローンはありますか?

    未成年者であっても医療ローンのお申し込みは可能です。
    ただし、医療ローンの審査には「保護者の方の同席」が必要です。

    「お子様の連帯保証人」として、保護者の方が「ローンを代理申し込み」するかたちになりますので、必ず保護者同伴でいらしてください。
    文書またはお電話での承諾では、ローン審査は受けられません。

    なお保護者の方にご持参いただく身分証明書に関しましては、ご予約の際に、お電話でご確認ください。

  • :7-5 どのようなモニター募集をしていますか?
    ネットや雑誌に写真が出ることにあまり抵抗がありません。モニター割引があるならば、応募してみたいと思います。どんなモニター制度がありますか?

    東京BELLEZZA(べレッザ)クリニックのふたつのモニター制度に関して、ご紹介させてください。

    (A) 写真掲載モニター制度について

    当院のHPやSNS(Instagramなど)といったネット・メディアや、雑誌などの紙媒体に術前術後のお写真が掲載されるモニター制度です。
    掲載されることに特に心理的な抵抗がなければ、「写真掲載モニター」にご応募なさってはいかがでしょうか。

    (B) 手術見学モニター制度について

    ネットや雑誌などへの写真掲載については、やはり心理的な抵抗があるという方には、「手術見学モニター」へのご応募が向いているかもしれません。
    これは、次代の優れた医師(7~10年後のあなたの主治医かもしれません)となる若手に、手術の見学をさせていただく制度です。

    (A)と(B)のどちらのモニター制度も、施術内容などに応じてお費用の割引がございます。
    「あなたの美への想い」を実現するためのプランの実行には、ご予算も大切ですよね。
    ふたつのモニター制度にご興味がある場合は、ぜひスタッフまでお声かけください。

    なお時期によりましては、モニター募集をしていない施術があります。
    またモニター採用には、所定の審査がございます。なにとぞご了承ください

8.埋没法二重のダウンタイムについて

  • :8-1 埋没法二重のダウンタイムの意味は?
    埋没法のダウンタイムって、どういう意味ですか?

    埋没法二重をうけた後は、「直ぐに完成形」になるわけではありません。

    埋没法二重の術後には「腫れ・内出血・痛みなど」がしばらく続き、お仕事・通学・アルバイト・日常生活に何らかの支障が生じてしまいます。
    このように普段と違って、生活などに支障がある期間を、「ダウンタイム」といいます。

    ダウンタイムの期間は、術後の「腫れ・内出血・痛みなど」の客観的な程度の違いだけで決まるのではありません。
    あなたのお仕事・周囲の方の理解・ご自身の性格傾向によっても、大きく変わります。

    たとえば同じ程度の腫れであっても、仕事中に伊達メガネをかけることができるお仕事の方、職場の方に手術することをオープンにしてきた方、腫れることは気にならない性格の方ですと、ダウンタイムを短く感じるようです。

    一方、もともと腫れが引きにくい体質の方、仕事中にメガネやマスクを使ってはいけない職場にいる方、周りの方がうるさく質問するような環境にいる方、普段から人目が気になるタイプの方ですと、ダウンタイムを長く感じるようです。

    ダウンタイムは、あなたが埋没法で二重に変身するためにかかるお時間です。
    また二重になって印象が変わったお顔に、気持ちが慣れるまでのお時間でもあります。
    どうしても必要な「変身タイム」なので、ゼロにはできないとお考えください。

    個人差もありますが、埋没法の後で一番つらいのは、一生のうちの2週間。
    長い人生の内の2週間です。
    しっかり計画を立てて、ご自分にとってベストの時期を選んで手術を受けて下さい。

  • :8-2 ダウンタイムが特別短い手術法はありますか?
    ここで手術を受けた友達はあまりダウンタイムがなかったそうです。
    その友達の紹介で来ました。私も友達と同じように、ダウンタイムを短くしてもらえますか?

    お友達のダウンタイムは、実はあまり参考にはなりません。
    たぶんご友人は、「たまたま腫れにくい体質」だったのかもしれません。
    あるいは、腫れてもあまり気になさらない「おおらかな性格」の方なのでしょう。

    ダウンタイムの期間は、あなたの元々の体質だけでなく、たまたま手術中に内出血が起きたかなどの条件でも変わります。
    またあなた自身がどれくらい「恥ずかしがり屋さん」なのか、によっても変わります。

    単に客観的に言うと(つまり、あなた目線でなく、医師の目線だけで言うと)埋没法の後のまぶたの「客観的な腫れ」は、約2週間たつと半分以下になります。
    でも大切なのは、主観的な(あなた目線の)ダウンタイムですよね。

    あなたが少しの腫れでも支障が生じるというお仕事についている場合や、元々まぶたが腫れやすくて困っているという体質であったり、きっと自分は少しの腫れでも気にかかる性格だろうとお考えでしたら、ダウンタイムは1か月程度か、もしかするとそれよりずっと長く感じるかもしれません。

    しかし、あなた自身や周囲の方があまり腫れを気にしないようであれば、埋没法後に「気持ちが落ち込む」「仕事や日常生活に支障がある」ようなダウンタイムは約2週間か、あるいはもっと短く思えるかもしれないとお考えください。

  • :8-3 まったく腫れない埋没法は本当にありますか?
    腫れない方法で埋没法の手術をやっているクリニックがあるそうです。
    ここでは、そういう特殊な手術はできないのですか?

    「腫れない手術のやり方がある」と称しているクリニックもありますが、そんなうまい話は実際には無いとお考えください。
    本当に、どんな患者様に施術しても腫れない方法が実在すれば、どこのクリニックでも真似してやっています。
    たまたま体質的に腫れにくい方、腫れが早期に引きやすい方、腫れていても精神的にまったく気にしない方がいるだけです。

    SNSで見つけた「腫れていない人の証拠写真」をお持ちになる方もおられますが、種明かしをすると、
    ・お化粧でごまかしているが、プロの目から見れば、腫れている
    ・撮影の角度・照明の強さ・写真の加工でごまかしているが、プロの目から見れば、腫れている
    ・たまたま腫れていないように見える一枚(いわゆる奇跡の一枚)が撮れただけかも
    ・本当に腫れていないようであるが、体質的にごく稀にそういう人がいるだけで(どこのクリニックにもそういう患者様はおられます)、誰でも腫れないわけではない
    というのが実際のところです。

    その手術を受けた全員のダウンタイムを間違いなくゼロにすることができるような「特殊な埋没法の方法」は、世の中に存在しません。
    誰が買っても絶対にはずれない宝くじが世の中に存在しないのと、同じことです。

    しかし、個人差はあっても、腫れの期間をすこしでも短くする工夫はあります。
    それは術後の一定期間(約2週間)、小まめにまぶたを冷やすことです。

  • :8-4 埋没法の通常のダウンタイムはどのくらい? 
    何もイベント(卒業式・入学式・就職・転職・同窓会など)がない時期に、埋没法で二重にしたいと考えています。
    どのくらいのダウンタイムを考えておけば良いですか?

    あなたにとって大切なイベントがない時期に、埋没法を受けた場合に感じるダウンタイムのご質問ですね。

    メガネやお化粧でまぶたの腫れをごまかしながら、お仕事・アルバイトに行ったり日常生活を過ごす中で、「一番気になる時期」「気持ちが落ち込む時期」を埋没法のダウンタイムと呼ぶならば、その期間は約2週間です。

    個人差はありますが、2週間たつと、「客観的な腫れ」は半分以下になります。

    しかし主観的に見れば、「気持ちが落ち込む時期」はもうしばらく続きます。
    まぶたはちょっと泣いたり、ちょっと夜更かししただけでも腫れるくらい、敏感な部分です。
    たとえ埋没法であっても、手術をする前と同じくらいに腫れないまぶたになるまでには、つまり「本当の意味の完成」には1~2か月かかります。

    特にイベントがない時期でも、ダウンタイムを十分見込んだ計画を立ててください。
    準備万端に時期を選んでおいて、「なんだ、思っていたよりも全然腫れなかった。あの先生の説明は、おおげさだったなぁ。」
    と思っていただくほうが、あなたにとってもベストですよね。

  • :8-5 大切なイベント(卒業式・同窓会など)の前なら?
    かなり大切なイベント(卒業式・入学式・就職・転職・同窓会など)の前に埋没法で二重にしたいのですが、どのくらいダウンタイムを考えておけば良いですか?

    大切なイベントが待っている場合の埋没法のダウンタイムは、かなり長めに考えておいてください。

    個人差はありますが、埋没法の後の「客観的な腫れ」は、約2週間たつと半分以下になります。
    しかし大切なイベントが目前にあると、ほんの少しの腫れでも気になってしまいがちです。

    元々の体質・性格傾向・二重のデザイン幅にもよりますが、イベントのある日から逆算して、できれば1.5~2か月前に埋没法を済ませることをおすすめいたします。

    しかし、あなたがあまり気に病まない性格であれば、術後の「一番気持ちが落ち込む」「仕事や日常生活に支障がある」ようなダウンタイムは、2~3週間とお考え下さい。

  • :8-6 結納や結婚式の前はどのくらいと考えれば?
    結納や結婚式の前に埋没法で二重にしておきたいのですが、どのくらいダウンタイムを考えておけば良いですか?

    結納や結婚式などの非常に特別なイベントがある場合、「お式の日までにぎりぎり間に合えばよい」と考えるのではなく、ダウンタイムの期間については「かなり余裕を持って」臨んでください。

    一般的な「大切なイベント(卒業式・入学式・就職・転職・同窓会など)」の前でも、1.5~2か月の余裕をもって手術を済ませるように、おすすめしています。

    ましてや結納や結婚式などの非常に特別なイベントがある場合は、おおらかな性格の方であっても、できれば2~3か月前に埋没法を済ませることをおすすめいたします。

9.眼瞼下垂症(がんけんかすいしょう)について

  • :9-1 まず電話や写真だけで診察してもらえませんか?
    友達が眼瞼下垂症で手術したのですが、私も同じようなまぶたの症状があります。
    遠くに住んでいるので、まず電話やメール添付の写真だけで診察してもらえませんか。

    健康保険で手術ができるかどうかにつきましては、実際にまぶたの状態を診察した上での判断が必要となります。

    かなり遠方にお住いの方であっても、残念ながら、お電話やお写真だけで保険適応の可否をお答えすることはできません。

  • :9-2 眼瞼下垂症の治療は健康保険が使えますか?
    眼瞼下垂の治療では、健康保険が使えますか?

    眼瞼下垂症とは、上まぶたが過度に垂れ下がって視野が狭くなり、日常生活に支障を感じるような状態をいいます。これはれっきとした疾患ですので、初診料・診察料・手術費用に、健康保険が適応されます。

    しかし「問題なく機能している上まぶた」に対して、単に整容的な目的(見た目に美しいかどうか)だけで「眼瞼下垂症手術と同様の手術」を希望している場合は、公的医療保険(健康保険、国民健康保険、後期高齢者医療制度)は使えません。この場合は、すべて自費での治療となります。

  • :9-3 眼瞼下垂症はすぐ手術しないと駄目ですか?
    眼瞼下垂と診断されたら、すぐに手術を受けないといけませんか?

    眼瞼下垂症は、生命にかかわる疾患ではありません。また他人にうつる疾患でもありません。お仕事や家庭の事情などとの兼ね合いを見て、いつ手術を行なうかを決めることができる疾患です。

    まぶたの下垂が酷くて、日常生活に困るほど視界がたいへん狭くて、すぐ手術をお受けになるべき方もいます。あるいは、あと数年は経過観察だけで我慢なさろうとする方まで、さまざまです。

    なお眼瞼下垂症の原因疾患によっては、まずは神経内科などでの精査・治療が必要になることもあります。あらかじめご了承ください。

  • :9-4 中高年の男性患者も多いでしょうか?
    中高年の男性の患者も多いか、教えて下さい。
    形成外科だけでなく、美容外科もできる先生の方が仕上がりに気を使ってくれるイメージがあります。しかし、なんとなく気恥ずかしくて受診をためらっています。男性の患者も多いですか?

    美容外科を併設している形成外科のクリニックでも、男性の患者さんは40代から80代の方まで、たくさんいらっしゃいますよ。

    「まぶたがかぶってきて、車を運転している時にたいへん疲れる」という理由で受診なさる方や、家族の方の強いすすめで受診なさる方が多いようです。

    男性はかなり重症になってから受診なさる方が多いのですが、術後は皆さん「こんなに楽になるならば、もっと早くに手術すれば良かった」とおっしゃいます。眼瞼下垂はれっきとした疾患ですから、ぎりぎりまで我慢なさらずに、早めにご相談ください。

  • :9-5 手術をすると不自然な顔になりませんか?
    眼瞼下垂の手術をすると、人相が変わったり、不自然な顔になりませんか?

    眼瞼下垂症の手術は、(1)余分な皮膚を切り取って、(2)まぶたを持ち上げる筋肉(眼瞼挙筋)を起こして、(3)それを正しい位置に固定しなおし、(4)瞼がしっかり持ち上がって、視野が広がるようにする手術です。
    術後は眉毛をつかって無理にまぶたを上げなくても、目がしっかりと開きます。
    眉毛を持ち上げなくても済むようになると、表情が変わります。その意味では、術後は「人相が変わる」といえるかもしれません。

    しかし、術前の「眠そうな細い三角目」の垂れさがったまぶたの方が、むしろ「不自然」で「すこし不機嫌そう」な表情に思えませんか?悪い意味で人相が変わるというよりも、良い意味で「本来あるべき人相に戻る」とお考えください。

    初めは照れくさいかもしれませんが、手術後3~4ヵ月も経つと新しい顔を見慣れてしまいますます。ご本人様だけでなく周りの方も、手術以前の「眠そうな顔」を忘れてしまうことがよくありますので、あまりお気になさらないでください。

  • :9-6 持病があっても眼瞼下垂症の手術はできますか?
    持病があっても、眼瞼下垂症の手術はできますか? なんとなく恥ずかしいので、主治医に内緒にして手術をしても大丈夫ですか?

    たとえば80代でいくつか持病をお持ちの方でも、通常、問題なく手術はできます。
    ただし疾患の種類(糖尿病など)やその病状によっては、手術に先立って主治医と綿密な打ち合わせが必要になりますので、内緒で手術をするわけにはいきません。そもそも眼瞼下垂はれっきとした疾患ですから、むやみに恥ずかしがらずに、主治医とご相談なさってください。

    なお持病があって通院中の方は、お薬手帳(お薬の説明書)と診察券を、初診時に必ずお持ちください。電気で止血する機械(バイポーラ止血)も使いますのでペースメーカー植え込み術をお受けになっている方は、ペースメーカー手帳もかならずご持参ください。

  • :9-7 入院しないでも眼瞼下垂の手術はできますか?
    入院しないでも、眼瞼下垂の手術はできますか? 術後すぐに仕事や家事をしても大丈夫ですか?

    高血圧・糖尿病などの合併症をお持ちの方や、高齢の方でも、入院の必要はありません。
    術後はまぶたが腫れていますので、激しいスポーツや長時間の運転は抜糸まで控えていただきます。

    腫れていても目が見えないわけではありませんから、通常は手術翌日または翌々日から出勤しても大丈夫ですし、通常の家事を行っていただいても構いません。

    なお、危険業務に従事している方は、職種に応じて3~7日間のお休みをお取りになることをお勧めいたします。

  • :9-8 術後の洗顔・メイクはいつからできますか?
    眼瞼下垂の手術のあと、何日くらい洗顔やメイクができないのですか?

    眼瞼下垂症手術の後、通常は72時間(丸々3日間)まぶたを水や石鹸・シャンプーでぬらせません。しかし、まぶた以外の部分(頬や唇など)は洗顔したり、お化粧もできます

    術後72時間が過ぎたら、縫い糸が付いたままですが、まぶたも水で洗えます。水や石鹸・シャンプーでぬれても大丈夫です。

    抜糸は通常、手術から7日後で行います。まぶたのお化粧は、抜糸の翌日までは厳禁です。

  • :9-9 術後のまぶたの腫れは目立ちますか?
    眼瞼下垂の手術を受けたが「ほとんど腫れなかった」という知人がいますが、本当でしょうか?

    体質的に腫れにくい人でも、眼瞼下垂症の手術後に腫れないことはありえません。
    たぶんご友人は、腫れても気になさらないおおらかな性格の方なのでしょう。

    眼瞼下垂症の手術は、皮膚を切り、皮下の深くに位置するまぶたの筋肉にも触れる手術ですから、腫れないことは無いはずです。

    術後の腫れ・内出血に関しては、一般的には手術後10~14日経つと、他人はあまり気にしない程度になります。しかし腫れ・内出血をとても気になさる方の場合、習い事などを2~3週間ほどお休みになることもあるようです。

  • :9-10 眼瞼下垂症の手術は痛いですか?
    眼瞼下垂の手術は痛いですか?

    痛みに関しては、ご心配ありません。かなり痛みに弱い方やたいへん怖がりの方でも、術後は「思っていたよりもずっとずっと楽でした」とおっしゃいます。

    手術は、目薬の麻酔と局所麻酔を使って行います。局所麻酔は、たいへん細い注射針を使用して丁寧に行いますので、歯医者さんの治療を普通に受けられる年齢の方ならば、まったく問題のない程度の痛みです。
    また術後には念のため、痛み止めの錠剤もお渡ししておりますが、「痛くなかったから、鎮痛剤はほとんど使わなかった」という方が多いのでご安心ください。

  • :9-11 手術の効果は一生持ちますか?
    眼瞼下垂の手術を行うと、効果は一生持つものでしょうか?

    眼瞼下垂の原因が何であったか(先天性か、加齢によるものか、など)によって違います。
    加齢による変化が主原因でしたら、今後も年齢を重ねるにつれて皮膚や筋肉のたるみは起こってきます。
    個人差が大きいので一概には言えませんが、お若いうちに手術した方ですと、理論上は十数年~数十年後に再手術が必要な状態になることも考えられます。

  • :9-12 他院手術の修正に、健康保険はききますか?
    他のクリニックで眼瞼下垂に対する手術を受けましたが、手術結果について、やや困っています。このやり直しに、健康保険はききませんか?

    眼瞼下垂症(がんけんかすいしょう)そのものは、保険診療の対象となる「疾患」です。
    他院での術後に、症状の改善がほとんど見られなかったり、傷の引きつりが生じているといった「機能面での問題」がありましたら、その病状によっては健康保険での再手術ができます。

    しかし「希望した二重の幅でない」、「二重に左右差があって気になる」といった整容上(見た目の美しさ)の問題だけでは、保険適応はありません。
    整容目的の修正手術の場合は、すべて自由診療(全額自費での治療)での再手術となります。
    あらかじめご了承ください。

10.その他のご質問

  • :10-1 契約駐車場はありますか?
    公共交通機関を使わずに車で行きたいのですが、契約駐車場はありますか?

    契約駐車場はありません。

    「目もとの手術」などでは術後にまぶたが腫れて、運転に支障をきたすこともあります。
    術後はできるだけご自分で運転なさらずに、公共交通機関をご利用ください。

    都営地下鉄新宿線・都営地下鉄大江戸線・京王新線の「新宿駅」からおいでの場合、地下道を通り「7番出口」から地上に出て、当院まで徒歩1分です。
    雨の日は、この経路をおすすめいたします。

  • :10-2 美容外科を検討し始めるベストタイミングは?
    美容外科について考えるべきタイミングはありますか?遅すぎるという事はありますか?

    美容外科については「あなたが必要だと思った時」にお考えになればいいのです。

    その時その時の状態とあなた自身のご希望に応じて、「何か必要かな? まだ要らないかな? どうしようかな?」と考えればよいので、締め切りなどありません。

    強いていえば、同窓会や女子会の後で心がざわついたら、カウンセリングを受けてみるタイミングのひとつかもしれませんね。

  • :10-3 気になる施術をたくさん一度で質問してもいい?
    相談したい事がたくさんあるのですが、一度に全部聞いてもいいですか?

    「せっかく受診するのだからと、目も鼻も脂肪吸引もホクロも一度にいろいろ聞いておきたい」という方は多いのですが、それはお勧めしません。

    ご質問があまりにも多いと、気になる部位ごとの診察の時間が短くなりますし、それぞれの部位ごとにあなたが気にかけている内容やどのように変化したいかというご希望を聞かせていただく一番大切なお時間が短くなってしまいます。

    それでは結局、非常に物足りなさを感じる「底の浅い説明・薄い説明」しかできません。
    それに一度にいろいろ聞くと、覚えることが多すぎて混乱しませんか?

    わざわざカウンセリングに来て下さったのに、HPを読みあげるのとあまり変わりないくらいの中身の薄いご説明しかできないのではもったいないので、一番気になる部位を中心に、ある程度、質問したい部位を絞った方が良いと思います。

  • :10-4 埋没法だけで二重になるか、LINEで診察可能?
    没法だけで二重にできるかどうか知りたいのですが、受診しないと駄目ですか。
    遠くに住んでいるのでLINEカウンセリングで診察してもらえませんか?

    LINEカウンセリングでは、「たぶん・・・・かもしれない」といったような不正確なことしか言えません。

    まぶたは、写真や動画のような2次元の情報だけでは分からないことがたくさんあります。
    皮膚の厚さ・脂肪の厚さ・どこで折れ曲がり易いか、などをつまり受診して見せていただかないと本当のことは分かりません。

    最も正確なシミュレーションは、アイプチ類(テープ・のり・ひも状のどれでも)を外して、実際にあなたのまぶたを触らせていただく事です。

    「あなたの上まぶただと、どんな二重になれるのか」について、しっかりしたアドバイスをしたいと思います。
    ぜひアイプチ類を外せる準備をして、受診をお願いいたします。

  • :10-5 「まれなリスク」の説明は聞きたくないのですが?
    私はとても怖がりなので、カウンセリングの時に「稀なリスク」の説明は聞きたくないです。
    できれば「よくあるリスク」の話だけにしておいてほしいです。
    稀にしかないリスクは説明しないでほしいのですが、どうしても聞かないといけませんか?

    あなたを怖がらせたくはないのですが、リスク説明をきちんと聞いておく事はとても大切です。リスクを説明するのは、むしろ安全に治療を受けて欲しいからです。日本中で年に数件しかないような「稀なリスク」であっても、知らないと後であなたが困るかもしれないからです。

    美容医療であるからこそ、安全を第一に考えましょう。

    美容医療の分野に限らず、現代医学はまだ合併症や副反応などのリスクをゼロにする事はできていません。真面目な医師や看護師はみんな、リスクは起こるかもしれないと想定した上で、注意深く施術を行なっています。
    そして合併症や副反応などのリスクが万が一起きた場合にも、最短で対処したいと願うからこそ、患者様にもリスクに関する最低限の事柄は知っていてほしいのです。

    たとえば運転免許証の更新の時には、怖い映像を見せられますよね。あれは私たちを脅かそうとして見せているのではありませんよね。
    稀にしかない交通事故のリスクをきちんと知っておくことが、交通事故のリスクそのものを減らし、さらにドライバー自身を守ってくれるのです。

    同様にカウンセリングの際には、知っておいてほしい最低限の事柄として、「稀なリスク」についても説明をしっかりお伝えします。怖がらずに聞いてくださいね。

  • :10-6 既往歴をすべて話さないといけませんか?
    過去に治療していた病気や、現在治療中の病気について、話したくありません。
    美容外科手術を受けるのに、自分の既往歴を全て答えなければいけませんか?

    美容医療であるからこそ、安全を第一に考えてください。
    既往歴を知ることは、安全確保のためにとても重要です。

    心肺疾患・肝疾患・腎疾患・脳梗塞・高血圧・高脂血症・糖尿病・喘息・月経困難症・心療内科など、全ての疾患は、手術や術後経過に影響することがあります。

    たとえば糖尿病の方は、血糖値のコントロール状況次第では傷の治りが悪いことがあるので、手術を避けるべき場合があります。

    月経困難症でピルを内服中の方は血栓症になりやすいかもしれませんし、脳梗塞後に鈎凝固剤を内服していると、手術の出血がなかなか止まりません。

    術中・術後に使うお薬との相性・飲み合わせの問題などもありますので、詳しく教えて下さい。

  • :10-7 よその美容外科の治療歴も話さないと駄目?
    よその美容外科・美容皮膚科で受けた治療については、はっきり覚えていません。
    また覚えている分もなるべく話したくありません。
    病気の既往歴ではないので、話さなくても構わないと思うのですが、駄目ですか?

    他の美容外科・美容皮膚科での治療歴を知ることは、安全確保のためにとても重要です。

    特に何らかのトラブルがあった場合は、「思い出したくない」という方もおられます。そのお気持ちもよく分かります。
    しかし非常に大事な情報なので、覚えている範囲だけでも良いですから、できるだけ詳しく教えてください。

    たとえば、このように過去の情報が役立つ場合があります。

    (例1)過去に使ったヒアルロン酸分解酵素(ヒアルロニダーゼ)でアレルギーが疑われた方がいたとします。この方にヒアルロン酸分解酵素をもう一度使うことは、とても危険です。

    (例2)他院での鼻の手術や頬の手術の後に、小範囲であっても皮膚の発赤が長く続いたり、皮膚がただれた経験のある方がいるとします。
    この方の鼻やほうれい線のヒアルロン酸注入の際には、血流不全を起こすリスクが高くなると予測ができます。

    美容医療であるからこそ、安全第一主義であるべきです。他院での美容医療に関する手術歴・施術歴は、当院で安全な治療を行うためにぜひ教えてください。

  • :10-8 予定の手術時間が延びることはありますか?
    帰りの指定席を予約するために、正確な手術時間が知りたいのですが、予定されている手術時間が延びることはありますか?
    ホームページに書かれていた手術時間を参考にして、帰りの予定を組んでも構いませんか?

    経験豊富な医師が施術を行いますが、予定よりも手術時間が延びることは少なからずあり得ます。

    たとえば高血圧の方・ご高齢の方・出血しやすい体質・血管が太い男性は、術中の止血に予想以上の時間がかかることがあります。
    また過去に手術歴がある方は、皮下組織の癒着(ゆちゃく)が予想外に強く、はがすのに時間がかかることがございます。
    こういった場合にも丁寧に手術を勧めなければなりませんので、手術時間が延びる可能性はあり得ます。

    それぞれの施術の説明ページに記載されている「手術にかかる時間」は、消毒が済んでから手術終了までの「正味の手術時間だけ」を記してあります。
    カウンセリング・メイク落とし・写真撮影・デザイン・消毒などといった、術前に必須の手順にかかる時間は含まれておりません。

    また手術が終わってからも、すぐに帰れるわけではありません。
    術後の圧迫固定・冷却・安静や、お薬の処方、ご自宅での注意事項の説明など、いろいろなアフターケアがあります。

    患者様やご家族様が想像しているよりも、実際のクリニック滞在時間は長いものです。
    電車の時間は、十分な余裕をもって見てください。